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2005年05月16日月曜日

わかりやすさプラスまじめな姿勢の裁判員制度に期待する!

2009(平成21)年から始まる「裁判員制度」に向け、横浜地裁で「傍聴見学ツアー」が実施された。4年後には裁判員制度が実施に移されるのかと思いながら少々勉強してみた。裁判員制度とは、平成16年公布の「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」に基づき、有権者から選ばれた6人の裁判員が3人の裁判官と議論して、有罪か無罪か、有罪の場合はどんな刑にするか、を決める制度。対象となる事件は、殺人、強盗致死、放火など、「死刑または無期懲役(禁固)にあたる事件」や「故意に人を死亡させた事件」で、平成15年度の事件でみると3089件が該当する。法務省の試算によると13人に1人が一生のうちに1回、裁判員候補者になるそうだ。司法改革の柱といわれ、裁判員制度によって市民感覚が反映された「わかりやすい裁判」になることが期待されているが、反面、「法廷が劇場化しパフォーマンスに力が入るのではないか」、「感情に流され、緻密な判断がおろそかになるのではないか」と心配する声も聞かれるという。ふと、最近、都議会議員の演説会で聞いた応援弁士の話を思い出した。「パフォーマンスばかりではダメ。何を実現したのか、行動力とまじめな姿勢を見てほしい。イケメンかどうかは関係ない!」と。パフォーマンスの善し悪しやイケメンかどうかに関係なく、公明党のようなまじめな姿勢が裁判の世界でも求められているのだろうか。

wrote by m-hamada : 2005年05月16日 15:49