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2011年05月18日水曜日

アインシュタインの言葉

 「思索の世界では基本的に、性格が偉人を生み出す。いちばん大事なのは、けっして妥協しないということである」。

 5月16日に亡くなられた俳優で大変な読書家であった児玉清さんが、2008年2月24日の産経新聞の書評欄で、サイラス・M・コープランド著の『友よ 弔辞という詩』という本のことを紹介していたことがわかりました(産経新聞より)。
 不思議なことに、この弔辞についての本の書評が最後の書評になったようですが、児玉さんが弔辞について、「息遣いまで伝わる惜別の言葉」と述べていることに興味を持ち、本を読んでみました。

 冒頭の言葉は、1955年5月22日、ロサンゼルスのカリフォルニア大学ロイス・ホールで行われた、アルバート・アインシュタインの追悼式で、助手のアーンスト・ストラウスが弔辞の結びに引用したアインシュタインの言葉です。

 哲学的な力強い言葉を残されたアインシュタインと、それを紹介した助手のアーンスト・ストラウス、そして、そのことが書かれた本を教えてくれた児玉清さんに感謝したいと思いました。

 

wrote by m-hamada : 2011年05月18日 18:30