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2017年03月08日水曜日

父親の育児参加のガイドブックを! 耐震対策を! (予算委員会)

 3月8日、市議会の予算審査特別委員会で、(1)父親の育児参加を促すためのガイドブック、(2)保育所への入所基準の見直し、(3)建物の耐震対策の強化、の3つのテーマについて質問しました。

 父親の育児参加を促すためガイドブックを作ろう!

 神奈川県が「パパノミカタ」というパソコンやスマホで見られるページを作り、父親の育児参加を支援していることから、川崎市も父親の育児参加を促し、円満な家庭を築くための「父親のための育児支援ガイドブック」を作ろうと質問しました。
 こども未来局長は、「父親の育児参加意識を向上させることは非常に重要なので、父親の意識啓発を図る冊子を作ります。6月から配れるようにしたい」と答弁しました。

 保育園の入園基準の見直しを!

 子どもが2人以上いる家庭における、弟・妹の保育園への申込みについて、兄・姉がまだ小さいために働く時間を短くせざるを得ない場合には、それなりの配慮をすべきと質問しました。
 こども未来局長は、「保護者が育児などの理由で短時間勤務をしている場合には、雇用契約上の正規の勤務時間を考慮するという入園基準があるので、このことを保護者へわかりやすく広報します。さらなる基準の見直しについては、国の制度改正や社会環境の変化などを踏まえて検討したい」と約束しました。

 大きな建物の耐震対策を!

 昭和56年5月以前の古い耐震基準で建てられた建物は、耐震診断を受ける必要がありますが、いくつかの会社などが入った大きな建物は、建物の所有者の了解のもとに耐震診断を受けねばならないため、進みにくい場合があります。市として支援を充実させようと質問しました。
 まちづくり局長は、「木造の戸建て住宅は無料で耐震診断ができますが、大きな建物については、耐震診断は『補助率が費用の3分の2で、上限230万円まで』、耐震設計は『補助率が費用の3分の2で、上限140万円まで』、耐震改修は『補助率が費用の23%で、上限1,000万円まで』となっています。さらに利用しやすい制度とするため検討を進めます」と答えました。

 
 

wrote by m-hamada : 2017年03月08日 21:51