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2006年12月06日水曜日

歴史の見方に感動しました!

産経新聞の連載『真珠湾への道 日米開戦65周年』の6回目に、評論家の鳥居民さんが登場、「海軍統帥部の首脳、軍令部総長がアメリカとの戦いはさきを読むことができない、戦争は避けたいとはっきり言ったならば、対米戦争は起こりえなかったのである」と、自身のお考えを述べていた。特に、内大臣の立場にあった木戸幸一氏が「日本が敗北する恐れのある軍事的冒険を絶対にさけることを第一に考えるのが責務のはずであった」のに、それができなかったとし、その理由を、さかのぼること5年前の「二・二六事件後の粛軍の基本方針」への責任追及の恐れにあったと示しており、興味深かった。一面的ではない多面的な見方で、丁寧に真実の追究をしていくことが大切だと思った。

wrote by m-hamada : 2006年12月06日 21:54