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2007年05月03日木曜日

ナンバー・ナインの精神

 選挙の応援をしてくださったご婦人に、「2期目は議席番号8番になりました。末広がりの八番です。1期目は9番で、苦労の“苦”に通じるかな、なんて思っていたのですが(笑い)」と申し上げたところ、「まあ、1期目の9番もいい番号だったじゃない。ノーベル平和賞(1962年)とノーベル化学賞(1954年)という二つのノーベル賞を受賞されたライナス・ポーリング博士が、“アイ・ライク・ナンバー・ナイン(I like number nine.)”と言われた、その“9番”でしょ!」と言われ、ビックリしました。
 
 ポーリング博士が言われた「ナンバー・ナイン」というのは、1993年1月29日、池田SGI会長がアメリカ・クレアモントマッケナ大学で講演された際に引用された、「仏法の十界論(衆生の生命状態を十の範疇(カテゴリー)に分けたもので、生命を変革できることを示す原理)」の中の9番目のカテゴリーに当たる「菩薩界」のこと。

 池田SGI会長は、「新しき統合原理を求めて」との演題で講演されましたが、その中で「十界論」をあげ、「高い境地である仏界(10番目)、菩薩界(9番目)を生命の基底部に据える生き方が理想的」と示されました。

 その講演を聞かれたポーリング博士が講演終了後に述べた言葉が、“アイ・ライク・ナンバー・ナイン(I like number nine.)”。
 「われわれは十界論のうちの『ナンバー・ナイン』、つまり菩薩界の精神に立って行動するように努力すべきです」とも語られたようです。

 この言葉を、婦人部の方は「9番」と聞いてすぐに思い出し、「いい番号だったじゃない」とおっしゃってくださったのです。
 何と知的で頭の回転の速い方であろうかと驚き、感動しました。
 
 また、このポーリング博士が、平和運動を推進してきた原動力は何かと質問された時に、「妻から変わらぬ尊敬を受けたかったから」と答えたという話を思い出し、女性の力は偉大だなと思いました。
 
 

wrote by m-hamada : 2007年05月03日 17:47