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2008年06月12日木曜日

中小企業へ素早い融資実行を!(公明党の代表質問)

 6月12日、公明党の代表質問として、菅原議員が20数項目のテーマについて質問。その中で、私は、特に中小企業への支援策について担当しました。
 はじめに、融資制度に関して質問。昨年10月から、「月1回開催の審査会での認定が不要になり、融資実行が速まる」とのうたい文句でスタートしました「開業支援のための『アーリーステージ対応資金』」について、半年間の実績とどの程度の時間短縮ができたのかを問いただしました。また、国民生活金融公庫の場合には、直接融資であるため審査が速いという要素もありますが、1~2週間で融資実行になることから、本市の融資制度も同程度の時間短縮を図るべきと迫りました。
 経済労働局長より「アーリーステージ対応資金は、創業支援の迅速化を目的としており、最大で4週間の時間短縮に結びつきました。また、20年度から小規模事業資金の審査で追認保証制度(信用保証協会の保証が成立する前に融資を実行し、あとから保証を付ける制度)を実施し、中小企業者に一日も早く融資ができるようにしています。今後とも時間短縮に努めていきます」との答弁がありました。
 次に、中小企業への相談・サポート事業について質問。現在、市と商工会議所とで同じような事業を行っていることから、「事業の一元化、情報の共有化を進めるべき」と迫りました。
 経済労働局長からは「市および商工会議所の役割分担のもと、より一層の協力関係を構築するため、定期的会議を開催するなど、相互の連携を密に行い、中小企業への相談・サポートをより実効あるものとしていく」との答弁がありました。
 さらに、知的財産交流として、本市のコーディネートにより大企業のもつ特許を活用して中小企業が製品開発を行うという事業の推進を求め、積極的に推進する旨の答弁を引き出しました。
 今後とも、中小企業支援にしっかり取り組んでまいります。

wrote by m-hamada : 2008年06月12日 16:11