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2008年11月17日月曜日

宮本武蔵の言葉

 「我(われ)事(こと)に於て後悔せず」
 宮本武蔵の処世訓『獨行道(どっこうどう)十九条』の第五条の言葉です。『獨行道』は武蔵が60歳になってから自戒のために書きとめたもので、これを書いた一週間後に亡くなったといいます。
 哲学者・木田元(きだ・げん)さんが日経新聞夕刊の「あすへの話題」に書かれていてこのことがわかったのですが、「どうやら後悔しながら生きるのが人間の常態らしい」とあり、安心しました。
 剣の達人だから後悔しないということもないようで、自分自身も後悔しなくなることはなさそうですが、「たくましい楽観主義」で元気に行こうと思いました。

wrote by m-hamada : 2008年11月17日 21:18