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2009年06月26日金曜日

父子手帳の創設を! バス停上屋の増設を!

 6月26日(金)、市議会の一般質問に立ち、(1)父親の子育て参加を促すための父子手帳の作成、(2)バス停留所への上屋(屋根)設置の拡大、(3)マンションへの太陽光発電パネルの設置促進、という3つのテーマについて市の対応を質しました。

 父親の子育て支援を!
 東京都は昨年、いわゆる父子手帳を作成。「父親ハンドブック」という名前で、妊娠中の妻へのいたわりから保育所の入り方まで『知っていると便利』という情報をコンパクトにまとめたものです。他の自治体でも、「お父さんの子育てハンドブック」(大阪府池田市)、「新米パパの子育て読本」(奈良県)、「パパ手帳」(熊本県)、「父子健康手帳」(鎌倉市)、「ふしてちょう」(新潟県上越市)、「お父さんといっしょ」など、さまざまな「父子手帳」を作っていることから、川崎市でも作るべきと提案しました。
 答弁として、こども本部長より「父親の育児参加を積極的に進めていくために作成を検討していきます」との答えがありました。
 関連の再質問として、母子健康手帳と両親学級テキストについても父親のためのページを増やすべきと主張。さらに、両親学級の参加対象を現在の「初めてのお産の方」から2回目以降のお産の方も含めるようにすべきと質問しました。
 こども本部長より「母子健康手帳等は、父親用のページを増やし、内容を充実させます。両親学級は、2回目以降のお産の方も参加できるようにします」との積極的な答弁がありました。

 バス停留所への上屋設置を進めよう!
 バス停留所への上屋設置については、バス停ごとに市営バスの担当か民営バスの担当かが決まっているようですが、市交通局が積極的に設置拡大を図るべきと質問。
 交通局長より「市営バスではこれまで、1日に85人以上の利用があり、なおかつ、歩道幅が十分で上屋設置に当たって障害となる物がないバス停から上屋を設置してきましたが、お客様サービス向上のため全体的な整備を進めます」との答弁がありました。
 再質問として、国では地球温暖化対策のため「従業員100人以上の事業所で、マイカー通勤している人のうち1割の人をバスなどの公共交通機関へ乗り換えてもらうという『エコ通勤』によって、年間103万トンのCO2削減」との目標を立てています。バス停への上屋設置で快適性を向上させ、バス利用者を増やすべきと主張しました。
 副市長より「環境問題への重要な貢献策として、バス利用者が快適に停留所でお待ちいただけるように、計画的な上屋整備を進めます」との前向きな答弁がありました。

 マンションへの太陽光パネル設置推進を!
 現在の川崎市の住宅用太陽光発電設備設置補助制度は、戸建住宅中心の補助制度になっています。年間300件の予算枠に対して6月時点で170件の申請があるものの、マンションの申請は5件のみ。市内のマンション居住者が増えていることから(平成10年のマンション居住は47.1%だったが、15年には51.3%と4.2%アップ)、補助制度の申請者を個人に限らず、マンション管理組合にも広げて、マンションへの太陽光パネル設置を推進すべきと迫りました。
 環境局長より「マンションへの太陽光パネル設置が進むよう補助制度の改善を検討します」との答弁がありました。
 再質問として、建売住宅は、太陽光パネルを設置する時点では居住者が決まらないことから補助制度の対象になっていないが、対象となるようにすべきと質問。
 環境局長より「建売住宅も対象となるよう補助制度を見直します」との答弁がありました。

wrote by m-hamada : 2009年06月26日 14:47