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2009年10月30日金曜日

映画『沈まぬ太陽』の主演俳優、渡辺謙さんの言葉

 「アフリカの地を踏みしめ、その根源的なエネルギーを感じてみると、自分を取り巻いていた暗雲のようなものがすっと張れるような感覚があった。恩地も恐らくそういうものを感じたのでは」。
 10月30日付の読売新聞夕刊に掲載されていました。
 渡辺謙さんは、物語の主人公・恩地を演ずる中で、会社組織での苦闘に「ブラックホールに落ちていくような感覚」を覚え、「ある種の疎外感や孤独感と戦っている気もしました」と言い、それでもなぜ恩地は会社を辞めないのかを考え、1ヶ月半に及ぶ海外ロケの中で訪れたナイロビで、答えを見つけた気がしたと語っています。
 テレビでしか知らないアフリカの大地。私も一度踏みしめてみたいものと思いました。

wrote by m-hamada : 2009年10月30日 21:31