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2011年02月19日土曜日

東北楽天イーグルス監督・星野仙一さんの言葉

 「結果は100%私の責任。この仕事は結果がすべて。批判から逃げてはいけない。ただ、よくよく振り返ってみると、そこまでの地位を与えられたから責められる。こんな幸せなことはない」
 2月19日付け朝日新聞の「フロントランナー」に掲載されたインタビューの中での星野仙一監督の言葉です。
 「北京オリンピック(2008年)はメダルなし。このままでは終われないという気持ちも監督就任の背景にあったと思います」と、インタビュアーに聞かれたことに対する答えです。
 星野監督は、続けて「『一生、批判される、ねたまれる、ひがまれるポジションにいよう』と思ったね」と述べています。世間の嵐のような批判を乗り越えて、ある頂点のような境地に立ち至った仙人の言葉みたいに聞こえ、いい言葉だなあと思いました。

wrote by m-hamada : 2011年02月19日 23:13