« 李登輝・元台湾総統の言葉 | メイン | 認知症対策の充実を!福祉産業で経済活性化を!(代表質問) »

2013年06月13日木曜日

日本一くらしやすい川崎へ! (代表質問)

 6月13日、公明党の代表質問に立ち、行財政改革や交通計画、高齢者の就労支援など27テーマについて質問しました。
 その中の4つのテーマについて報告します。


 生涯現役社会へ!高齢者の多様な働き方を支援!!

 ある全国紙が「還暦(60歳)を迎えても、卒寿(90歳)を過ぎても、現役で働き続ける女性」にスポットライトを当て、敬意を込めて「美婆(びば、イタリア語のビバは『万歳!』の意味)」と呼んでいることを紹介し、世界一の長寿国・日本にあって60歳以上の皆さんが多様な就労形態を選択できるように支援すべきと質問しました。
 経済労働局長は、川崎市独自の就職支援の窓口である「キャリアサポートかわさき(電話044-811-6088)」を中心として、「社会構造の変化を的確にとらえ、60歳以上の求める多様な働き方に合わせた求人開拓などを推進していく」と答えました。


 待機児童ゼロを3年程度で実現しよう!

 川崎市は、昨年度1年間で18か所の認可保育所を新設し、7か所の保育所で定員増を図り、計1,505人の定員拡大を実施。しかしながら、4月現在の待機児童は昨年より177人減少したものの438人にもなったことから、認可外保育所へ支援充実も含めて取り組みを強化し、3年程度で待機児童ゼロを達成すべきと迫りました。
 こども本部長は、「4月から区役所・支所に子育てサポーターを配置し、入所できなかった人のアフターフォローを実施している」ことを示し、「認可外の川崎認定保育園に通う児童について、保護者負担を減らすため10月から月5,000円の補助を行う」と答弁。市長は、「子育て世代が希望をもって生み育てることのできる取り組みを進める」と約束しました。


 女性が活躍しやすい社会へ!

 IMF(国際通貨基金)が「日本は社会の高齢化に対応するために雇用対策や規制緩和で女性の就業を拡大すべき」と指摘していることをあげ、女性の再就職支援を充実せよと質問。また、市役所での女性管理職の積極登用を求めました。
 市長と経済労働局長は、昨年度の「キャリアサポートかわさき(電話044-811-6088)」での女性向けセミナーに118名が参加し、就業マッチングでは登録者275名のうち103名が就職できたことを紹介し、「女性が経験や知識を活かしてイキイキと働くことで、地域活性化も大きく進むと期待する」と答え、支援強化を約束しました。
 市役所の課長級に占める女性比率については、平成16年の6.5%を25年に18%に高めようとしたものの16.2%に留まったことを示し、「さらに高い目標を設定し、環境整備を図る」と答弁しました。


 災害時に支援が必要な人を守ろう!

 高齢者や障がい者など災害の時に支援が必要な人を「災害時(さいがいじ)要援護者(ようえんごしゃ)」と言います。災害時(さいがいじ)要援護者(ようえんごしゃ)本人の同意を得た上で避難支援用の名簿を作る「災害時(さいがいじ)要援護者(ようえんごしゃ)避難支援制度」がスタートして5年になりますが、全国的に名簿登録が進まないことから(川崎市の登録率は23%)、対象者への丁寧なお知らせと、町内会・自治会向けのわかりやすいマニュアル作りを強化すべきと主張しました。
 健康福祉局長は、5年間で一度しか郵送していなかったダイレクトメールを再度対象者へ郵送すると答え、「町内会・自治会、自主防災組織等のご意見を伺いながら、登録促進の効果的な方法を検討する」と約束しました。

 「川崎のあったかさと便利さ」が続くように、これからもガンバッテまいります!

 

wrote by m-hamada : 2013年06月13日 19:04