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2018年12月17日月曜日

遺族の負担軽減へ市役所での手続きのワンストップ化を! (一般質問)

 12月17日の市議会で一般質問に立ち、家族が亡くなられた場合のご遺族の役所での手続きについて、ワンストップ化を求める質問をしました。

 遺族の手続きの一元化を!

 大分県別府市は2年前、市役所に「おくやみコーナー」を設置し、家族が亡くなられた時の様々な手続きをその「おくやみコーナー」だけでワンストップでできるようにしました。神奈川県大和市も2018年10月から同様の取り組みを始め、「ご遺族支援コンシェルジュ(よろず相談係)」が遺族に対応。電話で予約をすると、市のデータベースで故人が加入していた保険や受け取っていた手当などを確認し、窓口に出す書類に名前や生年月日、住所などが自動で印字される仕組みも作っています。遺族の負担軽減を図るために、川崎市も同様の取り組みをすべきと質問しました。
 市民文化局長は、「川崎市の年間死亡率は、2000年の6,902人から2017年には10,997人へと17年間で60%増えています。遺族は複数の窓口を回り、多い場合には10種類以上の手続きをしなければなりません。他都市の取組みを参考にして、ご遺族に寄り添った支援を研究してまいります」と答弁しました。

(参考)
 厚生労働省の調査によると、全国の死亡数は、2000年96万人、2010年119万人、2017年134万人と、17年間で40%増えている。
 川崎市では、2000年6,902人、2010年9,272人、2017年10,997人と、17年間で60%増えている。

 別府市には全国から70の自治体の視察が来ており、兵庫県の三田(さんだ)市が2018年7月から同様の取り組みを始め、神奈川県大和市も2018年10月から始めている。
 大和市は市役所1階に「ご遺族支援コーナー」を開設し、2つのブースに「ご遺族支援コンシェルジュ(よろず相談係)」が常駐して、遺族に対応。
 電話で予約をすると、職員が市のデータベースで故人が加入していた保険や受け取っていた手当などを確認し、手続きが必要な部署へ一斉連絡。窓口に出す書類に名前や生年月日、住所などが自動で印字される仕組みを作っている。

 別府市が導入から1か月後に窓口業務に携わる職員を対象に行ったアンケートで、「おくやみコーナーの導入による処理時間の変化」を聞いたところ、担当する11の係のうち9つの係が、「短くなった」との回答。「あらかじめおくやみコーナーでまとめて説明されているので、窓口での説明の時間が省ける」などが短縮の理由で、対応時間は、平均で30%も短くなったということだった。
 また、担当する職員53人に「おくやみコーナーは継続した方がいいか」を聞いたところ、51人が「継続した方がいい」と答え、「継続しない方がいい」と答えた職員は2人だったということで、始める前には、かえって窓口業務の負担が増えるのではないかといった不安もあったようですが、導入してみると、手続きがスムーズに進むため、すぐに職員の間にも好意的な受け止めが広がったと。住民サービスの向上を目指して始めた取り組みが、職員側の負担の軽減につながるという、まさに一石二鳥の結果になったようです。


wrote by m-hamada : 2018年12月17日 21:49