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2020年12月16日水曜日

若者と女性への就職支援を! 小田踏切の改善を! (一般質問)

 12月16日の市議会で一般質問に立ち、(1)新型コロナで特に影響を受けている若者と女性へのキャリアサポートかわさき等での丁寧な就職支援、(2)小田踏切の遮断時間の短縮、(3)小さな旅(マイクロツーリズム)による地域活性化、(4)住居確保支援のため単身者向け市営住宅に60歳未満も申し込めるように見直し、という4点を訴えました。
 
 
 就職説明会等の広報強化を!
 
 新型コロナにより、特に若者と女性の雇用に影響が出ていることから就職支援の強化を求めました。
 経済労働局長は、「若者を対象とした企業交流会や合同就職説明会を多く開催し、女性への支援として託児サービス付き就職相談窓口を設置し、市内企業との交流会等も開催しています。引き続き、求人開拓員を増やして市内外の企業から多くの求人情報を集めている『キャリアサポートかわさき(電話0120-95-3087)』等で積極的に支援していきます」と答弁しました。
 
※大学生の内定率は2020年10月1日時点で88.7%と、この5年間で最低となっている。
 また、2020年3月に卒業した学生では9月末時点で201人に採用内定の取り消しがあった。
(就職情報会社の調査による)
 
※コロナ禍による解雇や雇い止めなどで女性の4人に1人が大きな影響を受けており、世帯収入に占める女性の収入の割合が約3割であることから、❝中間層❞全体がきしみ始めているとされている。
(2020年12月5日放送のNHKスペシャル「コロナ危機 女性にいま何が」より)
 
 小田踏切の渋滞解消を!
 
 賢い踏切(正式名称は踏切警報時間制御装置)という、駅を通過する列車と停車する列車を見分けて踏切の遮断時間を短くするシステムがあり、2021年3月に平間駅前踏切に導入されることから、平成28年3月の開設いらい遮断時間が延びている小田踏切にも導入すべきと質問しました。
 建設緑政局長とまちづくり局長は、「平間駅前踏切はピーク時に1時間あたり40分以上の遮断時間となり、踏切道改良促進法に基づき国土交通大臣が指定する『開かずの踏切』に当たることから、賢い踏切を導入します」「小田踏切はピーク時の遮断時間が1時間あたり21分ですが、賢い踏切の導入を求める地域の要望についてJR東日本に伝えて行きます」と答えました。
 
 身近な観光で楽しいひとときを!
 
 工場夜景ツアーをはじめ、市内の観光スポットをめぐる小さな旅(マイクロツーリズム)を増やして市内外の皆さんに身近な観光を楽しんでいただけるように、また、ドラマや映画などで川崎の魅力が取り上げられるようにアピールして行こうと訴えました。
 経済労働局長と副市長は、「2020年に開業したホテルでの食事つき市内ツアーなどを企画し、市営バス・民営バスを利用する身近な観光についても情報発信に努めています。2021年2月には第11回全国工場夜景サミットがカルッツかわさきで開催されますが、これがNHKで放送される予定(2月26日19:57~1ch)であり、今後とも映画やドラマの誘致も進め、地域活性化につながる取り組みを進めて行きます」と約束しました。
 
 住居確保・家賃支払いへの支援を!
 
 コロナ禍の中、県営住宅が2020年11月の募集から一部の単身者向け住宅について、60歳未満も申し込みできるように変更しましたが、市営住宅の単身者向けには応募倍率が1倍未満の所もあり、家賃の支払いに困っている方を助ける住居確保給付金(専用ダイヤル:0120-130-620 月~金 8:30~18:00)の支給も増えていることから、市営住宅でも同様の変更をと質問しました。
 まちづくり局長と副市長は、「2020年5月から新型コロナの影響による解雇等で住居に困っている方に市営住宅の一時提供(原則6カ月間、最大12カ月間 問合せ先:市役所住宅管理課 044-200-2948 月~金 8:30~17:15)を始めましたが、市営住宅の申込みについても、60歳未満の単身者で家賃の支払いに困っている方を考え、単身者の申込資格の見直しも含め、募集のあり方を検討します」と答えました。
 
※家賃の支払いに困っている方を助ける住居確保給付金は、2020年4月~7月の4カ月間において全国で8万件を超える支給があり、昨年度の21倍、リーマンショック後の平成22年度の2倍以上になっており、川崎市でも11月末までに4,525件の申請がありました。
 
 

wrote by m-hamada : 2020年12月16日 21:12