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2010年06月14日月曜日

小説『新・人間革命』に書かれた戸田先生の言葉

 「先生。私は、文章の才はないかもしれません。また、難しいことは言えません。しかし、戸田が読んでわからないような難解なものが出版されても、誰が読むでしょうか。/先生は、誰のために、出版しようとされるんですか。世界的な、大学者に読ませるためですか。戸田が読んでわかるものでよろしければ、私がまとめさせていただきます」
 6月14日付の聖教新聞の『新・人間革命 敢闘九』に書かれた戸田先生の言葉です。
 牧口常三郎の教育学説の発刊をめざし、いかに原稿を整理しまとめるかという難題に立ち向かい、その労作業を買って出られた戸田先生のお心が想像され、心に残りました。
 「原稿といっても、校長職の激務のなかで、封筒や広告の裏、不用になった紙などに、思いつくままに、書き留めてきたものが、ほとんどである。二度、三度と、同じ内容も出てくる。それを順序立てて構成し、文章を整理しなければ、とうてい本にはならない。」とも書かれてあり、気の遠くなるようなたいへんな作業であったのではないかと感じ、尊いお仕事に心から敬意を表し感謝申し上げたいと思いました。

wrote by m-hamada : 2010年06月14日 17:53