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2010年09月11日土曜日

故・大平正芳元首相の言葉

 「権力はそれが奉仕する目的に必要な限り、その存在が許されるものであり、その目的に必要な限度において許されるものである」
 「権力主体のあつまる信望の大きさが、その権力に本当の信頼と威厳をもたらすのである」
 両方とも大平正芳元首相の『新権力論』という論文に出てくる言葉です。
 調べたところ、昭和46年3月9日付け日経新聞に掲載されたものとわかりましたが、大平元首相が無役時代に前尾批判をこめて書かれたものとあり、権力とはどうあるべきかについて、どのような心の状態で思索され文章を構築されたのかと興味深く考えました。
 

wrote by m-hamada : 2010年09月11日 20:08