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2010年09月15日水曜日

代表質問の報告(上) 経済活性化を! 就労支援を! 

 9月15日の市議会本会議で公明党の代表質問に立ちました。川崎市が人口増加率9年連続1位であることを挙げ、100年に一度の不況や過去113年で一番の酷暑を乗り越え、暮らしを守ろうと述べ、就労支援、保育所の待機児童対策など21項目のテーマを取り上げました。

地域経済の活性化を!
就労支援の強化を!

 円高がすすむ厳しい経済情勢の中で、川崎市の優位性を活かした景気対策と就労支援を強く求めました。
 市長は「羽田空港の再拡張・国際化や環境技術の蓄積など、本市の優位性を活かし、発展著しいアジア市場と市内企業を結びつけていく取り組みを進め、経済活性化を図る」と意欲的な答弁をしました。
 また、経済労働局長は「就業支援室『キャリアサポートかわさき(電話0120-95-3087)』、および、いわゆるニートやひきこもりを対象にした『かわさき若者サポートステーション(電話044-850-2517)』を中心に、一層の就労支援に努める」と約束しました。


いじめ対策の強化へ
教職員の意識改革を!

 いじめ対応を担任の教師だけに任せず、学校全体で取り組むべきと主張し、児童生徒や保護者に様々な相談場所があることを繰り返し知らせるべきと質問しました。
 教育長は「教職員向けリーフレット『一人ひとりの子どもを大切にする学校をめざして』を作成して研修を実施し、いじめの未然防止や早期発見、迅速で的確な対応を図る。家庭や地域社会と連携し、子どもたちが安心して学べる学校を築き、健やかな成長を育んでいくことを私の使命とする」と決意みなぎる答弁をしました。


児童虐待の防止へ
相談体制の強化を!

 児童虐待の根絶へ向け、強制立ち入り調査も辞さない対応を求め、児童相談所の職員増強を図るべきと迫りました。
 こども本部長は「児童虐待が疑われる場合には、居住者が特定できない事例でも迅速かつ適切な対応を図る。育児中の親子の孤立を防ぎ、虐待の防止に努める」と答弁。
 また、市長は「平成23年度より児童相談所を市内2箇所から3箇所へと増やすので、その中で職員体制の充実を図る」と約束しました。


川崎港への航路誘致を!
港湾道路の混雑緩和を!

 東京港・横浜港との三港連携による積極的な貨物集荷・航路誘致を求めるとともに、港湾道路の渋滞解消を強く主張しました。
 港湾局長は「冷凍・冷蔵倉庫群の集積を活かした貨物集荷を進め、物流コストの削減などを推進していく。港湾道路は、拡幅や付け替えを実施し、右折・左折レーンの新設を含めた交差点の改良を検討する」と答弁しました。

wrote by m-hamada : 2010年09月15日 16:33