« 東京外国語大学学長・亀山郁夫さんの言葉 | メイン | 花まる学習会代表・高濱正伸さんの言葉 »

2010年12月11日土曜日

通称『もしドラ』の著者・岩崎夏海さんの言葉

 「本当に合理的な人とは失敗する人です。長期的な視野で考えれば、多くの失敗が自らを成長させてくれることに気づき、何ごとにも挑戦するようになる。合理的でない人ほど、短期的視野でしか物事を考えず、失敗を恐れて挑戦を避けます。そして自分の成長を止めてしまうのです。若い時はたくさん挑戦して失敗し、傷ついたほうがいい」
 販売数が181万部を超え、2010年の年間ベストセラーに輝いた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の著者である岩崎夏海(なつみ)さんの言葉です。12月11日付け聖教新聞の紙上インタビューに載っていました。
 失敗しても挫(くじ)けないことが大切で、それが負けないこととおっしゃっているように感じ、面白いと思いました。
 『もしドラ』の中には、「百発百中は曲芸」「失敗しない者を信用してはならない」「それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である」ともあり、これまで常識のように考えていたことが覆(くつがえ)されるような驚きを覚えました。
 インタビューでは、「成長する人は“このままで良いのか”と常に自分に問い掛ける人。すぐに答えばかりを求め、考えることを放棄するのは自身の怠惰さを証明しているようなものです」とも述べられております。
 考え続けるということを大事にしていきたいと思いました。

wrote by m-hamada : 2010年12月11日 20:42