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2011年10月15日土曜日

スティーブ・ジョブズの言葉

 「自分の内なる声が雑音にかき消されないように。心と直感に従う勇気をもってほしい」。

 米アップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズ会長(スティーブン・ポール・ジョブズ Steven Paul Jobs 1955年2月24日~2011年10月5日)が、2005年6月12日、スタンフォード大学卒業式でのスピーチで述べた言葉です。
 同スピーチの最後は、「ハングリーであれ。愚かであれ」との言葉で締めくくられ、この言葉の方が有名かと思いますが、スティーブ・ジョブズ氏が10月5日に亡くなられたことから新聞各紙に評伝の掲載が続き、その中で見つけました(10月15日付の朝日新聞・夕刊)。

 1995(平成7)年1月26日、池田SGI会長がハワイ・東西センターにおいて「平和と人間のための安全保障」とのテーマで講演し、その最後を以下のようなマハトマ・ガンジーの言葉を引いて結ばれたことを思い出しましたが、それはジョブズ氏の言葉と似ていると感じたからです。

 たとえ一人になろうとも、全世界に立ち向かい給え!
 世界から血走った眼で睨まれようとも、君は真っ向から世界を見すえるのだ。
 恐れてはならない。
 君の心に響く、小さな声を信じ給え!

 これが池田SGI会長が引用されたマハトマ・ガンジーの言葉ですが、二つの言葉には、自分が正しいと思うこと、世の中のためになると思うこと、人類の平和と繁栄につながると思うこと、そういうことに向かって迷わず進んでほしい、との共通したメッセージが込められているような気がしました。

 お二人の言葉を大切に抱きしめていきたいと思いました。

wrote by m-hamada : 2011年10月15日 20:13