« 藤原正彦さんの言葉 | メイン | 大石内蔵助を演じる舘ひろしさんの言葉 »

2011年12月19日月曜日

高齢者の就職支援を! 市役所は丁寧な対応を! (一般質問)

 12月19日、市議会の一般質問に立ち、(1)高齢者の就職支援、(2)市営住宅の募集、(3)戸籍届出時の市役所の対応、の3点について、提案を交えつつ市の対応を迫りました。


 高齢者が元気で長く働けるように支援を!

 シルバー人材センターに登録いただいた高齢者の就業率アップと、仕事内容の充実を図るべきと質問しました。
 健康福祉局長は、「登録者は、男性3221人、女性1456人、合計4677人で、就業できた人は、男性1200人(37%)、女性516人(35%)、合計1716人(36%)です。市内を16の地域に分けた地域班の活動を強化するとともに、民間企業での営業経験をもつ就業機会創出員による企業訪問を増やしていき、就業率アップを図ります。また、地域サポート事業として行っている、植木の水やりや窓ガラスふき、家具の移動、換気扇の掃除、粗大ゴミ出しなど、高齢者や障害者の日常生活支援の仕事をふやし、子どもの一時預かりや送り迎えなど子育て支援や、家事援助、福祉分野の仕事の受注拡充をめざします。さらに、仕事発注に協力いただいている会社を、ホームページに掲載するなどの方法で顕彰していきたい」と答えました。
 また、市長は「高齢者が元気で長く働けることは大変すばらしいこと。高齢者が地域社会で生き生きと活動できる取り組みを進めてまいります」との積極的な答弁をしました。


 高齢者が入りやすい市営住宅に!

 市営住宅の募集について、ポイント制度という優遇制度の導入時期とその内容について質問し、10年以上の落選者へのポイント加算の検討と、5年以上落選している高齢者への特段の配慮、問い合わせしやすくする工夫を求めました。
 まちづくり局長は、「ポイント制度は平成24年秋に導入する予定であり、未就学児の有無や落選回数など住宅困窮度を総合的に評価することを考えています。10年以上の落選者への対応は、ポイント制の導入のあと検討していきます。問い合わせしやすさについては、募集のしおりの表示方法を工夫していきます」と約束しました。
 また、副市長は「5年以上落選の高齢者への配慮を検討していきたい」と答えました。


 戸籍の届出時には関連手続きの案内を!

 市民が出生届を出した際には、健康保険や小児医療費、児童手当など関連手続きの案内を文面を渡しながら行っているものの、婚姻届のときには特に文面を渡していないが、年金において妻の第3号被保険者の手続き漏れなどがあることから、関連手続きを忘れないように文面を渡しながらていねいに対応すべきと迫りました。
 市民・こども局長は、「平成22年度には、出生届が1万7221件、死亡届1万1747件、婚姻届1万6383件、離婚届4046件ありました。出生届以外の場合についても、文面を渡しながらのていねいな対応を検討していきます」と約束しました。

 

wrote by m-hamada : 2011年12月19日 20:52