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2011年12月17日土曜日

藤原正彦さんの言葉

 「小学校時代から本を読む習慣をつけることが大事です。先人の知恵や歴史を知り、叙情的な小説、文学に浸ることが真の教養や大局観、歴史観の形成につながります」。

 
 お茶の水女子大学名誉教授で、『国家の品格』や『日本人の誇り』などの著者でもある、藤原正彦さんの言葉です。12月17日付けの日経新聞・夕刊の「こころのページ」に載っていました。
 藤原さんは、実際は違うのでしょうが、「私だって日ごろ95%は利害得失を考えています」とユーモラスに語りながら、続けて、「残る5%でいい。それをもののあわれや惻隠、懐かしさなど情緒で埋めてほしい。それが国柄を復興する道です」と述べられています。
 国を思う情熱と知性とユーモアのセンスにあふれていることに、心から感動し、敬意を表したいと思いました。そして、本を読む習慣をつけなければ、と心に誓いました。
 
 

wrote by m-hamada : 2011年12月17日 18:09