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2012年06月26日火曜日

孤立死対策を! 蓄エネで川崎の大発展を! (一般質問)

 6月26日、市議会・一般質問で質問に立ち、(1)孤立死対策について、(2)福祉分野での就職支援について、(3)エリーパワー株式会社への支援について、市の取り組み強化を求めました。


 高齢者の見守り支援を!

 平成22年の国勢調査の結果、川崎市の人口は1,425,512人、世帯数は662,694世帯で、一人世帯の割合が42.5%となり、5年前の調査から2.9%増えたことと、高齢者の孤立や孤独が社会問題になっていることから、福祉電話相談の充実、および、コンビニや新聞販売店との協力による高齢者の見守り支援の拡大の必要性を訴えました。
 健康福祉局長は、約200人のひとり暮らし高齢者に週3回ほど電話し相談などに応じている福祉電話相談の充実を約束。さらに、市内180店舗のコンビニとの連携では、4月から2ヶ月半で2件の心配事例の解決が図れたことをあげ、新聞販売店やLPガス協会との連携も深め、見守り支援の充実に努めていくと答えました。


 介護・医療など福祉分野での就職支援を!

 大学・専門学校・高校などの卒業生の就職が厳しい一方で、福祉分野での人材不足が続いていることから、介護・医療など福祉分野でのお仕事の紹介、就職支援を強化すべきと迫りました。
 健康福祉局長は、年2回開催し約40の会社と170名程度の求職者が参加している「福祉のお仕事相談会」を、さらに充実させていくことを答弁。また、介護の仕事を紹介する「介護のプロになろう」というパンフレットを作り、若い世代に情報提供するとともに、高校生などに直接、福祉の仕事の魅力や社会情勢などを語りかけていくことを明らかにしました。
 今後とも、若い世代の就職支援を全力で推進してまいります!


 世界最高水準の蓄電池工場が川崎に完成!

 本年6月、世界最高レベルの安全基準と認証されたリチウムイオン電池を、年間120万台生産できるエリーパワー株式会社の工場が、川崎臨海部に完成したことから、市内経済の発展と雇用拡大のために、市として最大限の支援を求めました。
 経済労働局長は、すでに約20社と3億円の受発注があり、工場自体で300人の雇用が生まれることを示し、経済波及効果が150億円を大きく超えることを予測。
 総務局長・環境局長は、市としてすでに110台を導入し、特別養護老人ホームや障害者施設などに設置したことを示し、エネルギーを蓄える蓄エネの視点からさらなる普及促進に取り組むことを約束。
 副市長は、「世界の環境問題を解決する切り札として期待する。市内外の皆様に最先端の環境技術が目に見えるような工夫をし、川崎をエコで安全な世界のモデルとなる環境先端都市にしていきたい」と、力強く川崎の未来構想を語りました。
 
 

wrote by m-hamada : 2012年06月26日 18:21