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2012年07月18日水曜日

千葉大学教授・広井良典(よしのり)さんの言葉

 「人口減時代に『多極集中』を」。

 7月18日付けの朝日新聞に「復興への地域政策」として掲載されていた、千葉大学教授・広井良典さんの提言のタイトルです。

 本文では、
「東京への『一極集中』と、対立概念としての『多極分散』は高度成長期の産物で、両者は人口増加を前提とした表裏の考えだった。
 今後人々が暮らす場所は多極化していくが、単純に“拡散”するだけでは新たな限界集落をつくることになりかねない。地域の極となる街や集落は、集約的かつ自立循環的な空間になる必要がある。
 被災地への支援を新たな次元で展開することは、日本社会全体の構想とも、そのまま呼応する」
と述べられていて、新鮮な驚きを覚えました。

 首都圏に位置し東京と横浜に挟まれた、地理的条件がいいと言われる川崎ですが、集約的かつ自立循環的な街づくりをどのように進めていけばいいのか、しっかり考えていかなければと思いました。

 

wrote by m-hamada : 2012年07月18日 20:19