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2012年12月19日水曜日

障がい者の雇用を! 川崎観光の推進を! (一般質問)

 12月19日、市議会・一般質問において、(1)障がい者の雇用拡大、(2)川崎観光の推進の2テーマについて、市としての取り組み充実を求めました。

 障がい者雇用に取り組む企業の拡大を!

 平成25年4月から障がい者の法定雇用率が一般の民間企業では1.8%→2.0%へ、市役所では2.1%→2.3%へと0.2%引き上げられることから、雇用支援の担当者を充実させるなど雇用推進に積極的に取り組むべきと迫りました。

 (ひとくちメモ)100%÷1.8%=55.5・・・であることから、法定雇用率1.8%の一般の民間企業では、常用労働者数56人以上規模の企業において1人以上の身体障害者または知的障害者を雇用しなければならないと法律で定められています。
 これが2.0%になると、常用労働者数50人以上規模の企業へと適用範囲が拡大されます。
 同様に、2.1%では職員数48人以上で1人以上であったものが、2.3%となると44人以上で1人以上へと拡大されます。

 健康福祉局長は、「平成24年6月1日現在の川崎市の障がい者の実雇用率は1.69%(県は1.63%、国は1.69%)、法定雇用率1.8%を達成している企業は43.9%、未達成企業は381社、達成するにはさらに231人の障がい者雇用を進める必要があります。4月からの0.2%引き上げに向けて、障がい者雇用セミナーの開催などを進めて企業の取り組みを推進するとともに、現在1名の障がい者職業能力開発プロモーター(非常勤職員)が、平成24年上半期において134件の企業を訪問し障がい者雇用の情報提供を行っていること、並びに、現在2名の特別支援学校就労支援員(非常勤職員)が約1年間で就労受入可能企業を41社から198社へ、実習受入可能企業も41社から165社へと拡大していることを踏まえて、さらに継続的に障がい者雇用を推進してまいります」と答えました。

 観光とロケ誘致の連動を! 名産品ショップ開設を!

 工場夜景カレンダーや東京ガラス工芸研究所が作製した夜景観光ペーパーウェイトなどが好評であることから、さらなる川崎観光の推進へ新しい観光要素の開拓を図るべきと質問しました。
 経済労働局長は、「平成22年の羽田空港国際化を契機に外国人観光客を呼び寄せる取り組みを強化。最近では12月5日に台湾の2つの高校から75名の教育旅行を誘致できました。また、ロケ誘致事業を進める中で、川崎マリエンやラ・チッタデラなどの魅力を発信しイメージアップを図っていますが、今後も、観光案内をしていただいている産業観光ガイドさんや工場夜景ナビゲーターさんと協力しながらロケ誘致を進め、川崎の名産品も充実させてショップなど購入しやすい環境を整備してまいります」と約束しました。
 

wrote by m-hamada : 2012年12月19日 20:29