« 認知症対策の充実を!福祉産業で経済活性化を!(代表質問) | メイン | マラソンの指導者、小出義雄さんの言葉 »

2013年09月12日木曜日

サッカーの前フランス代表監督ロジェ・ルメールさんの言葉

 「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」。

 平成25年8月9日、東京都教職員研修センター夏季集中講座「絶対NO! 体罰」で講師を務めた山口香さんが、体罰に頼らないスポーツ指導について語る中で、サッカーの前フランス代表監督の言葉として引用したものです。東京都教育委員会発行の「部活動指導等の在り方検討委員会報告書」で紹介されていました。

 詳しく調べてみると、2001年1月に当時のサッカー・フランス代表の監督であったロジェ・ルメール氏が、「第2回フットボールカンファレンス」でのスピーチの冒頭でおっしゃった言葉のようです。

 ソウルオリンピックなどの女子柔道でメダルを獲得した山口香さんですが、この言葉を引きながら、「指導者は選手や子供たちに多くのことを求めます。でも私たちも選手や子供たちに応えられるよう、日々何かを学ぼうという姿勢をもちながらやっていくと、きっとメンタルヘルスも保ちながら、良い指導ができていくのかなというふうに考えています」と述べられています。

 一流の指導者は、指導のクオリティーを維持し向上させるために、常に自己研鑽を怠らないものなのだということがわかり、感動しました。

 

wrote by m-hamada : 2013年09月12日 21:43