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2015年03月06日金曜日

川崎観光の充実を! 公立小中学校の教育環境改善を! (予算委員会)

 3月6日、市議会の予算審査特別委員会で質問に立ち、(1)観光振興のため修学旅行の誘致と外国人旅行者の川崎への誘導、(2)スクールソーシャルワーカーの積極的な活用、をテーマに取り上げました。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックめざし観光振興を!

 予算案にある「観光協会や民間事業者と連携した新たな旅行商品の開発や国内外へのプロモーション活動」について具体策を聞くとともに、修学旅行の誘致強化について質問しました。
 経済労働局長は、「産業観光ツアーや工場夜景ツアーへの企画協力を進めるとともに、羽田空港で乗り継ぎ(トランジット)をする外国人旅行者のための買い物や飲食店等に関する情報マップを作成し、市内周遊の新たなモデルコースを開発していきたい。修学旅行の誘致については、平成24年に48校1,338名、平成25年に76校3,187名、平成26年に90校4,074名の実績があり、工場夜景ツアーを行程に組み込む学校も出てくるなど、大きな成果があったと認識しております。今後さらに、三浦市等との広域連携による修学旅行の誘致を推進してまいります。」と答えました。

 教職員が迷わずスクールソーシャルワーカーを呼べる態勢を!

 教育委員会にはスクールソーシャルワーカーという、いじめなど生徒がかかえる課題に対して警察や児童相談所、福祉事務所などと連携しながら問題解決を図る仕組みがあります。
 今回の中学1年生の上村遼太さんが亡くなられた悲しい事件について、報道ではスクールソーシャルワーカーの派遣要請に至らなかったとされていることから、なぜ派遣要請に至らなかったのか、派遣要請の条件は明確になっているのかを問いました。
 また、児童生徒または保護者からスクールソーシャルワーカーの派遣を求めるという意思が確認できない場合でも、学校長が必要だと判断する場合にはスクールソーシャルワーカーの派遣要請ができる、ということも明確にすべきと質問しました。
 教育長は「スクールソーシャルワーカーの活用について学校に周知を図ることは大変重要だと考えますので、文章で具体的な記述をもって周知することを検討してまいりたい。」と答えました。

 

wrote by m-hamada : 2015年03月06日 21:36