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2015年06月12日金曜日

俳優・江守徹さんの言葉

 「なかなか分かってもらえないと思うけど、今でもその役になり切ろうとするのは難しいですよ。1カ月とか1週間とか、同じ場所で演じることの難しさは変わらないですね」。
 「自分でうまくいったと思う時ってないんです。スポーツのように何十センチ飛べたとかいうデータもないし。自尊心はありますよ。でも慢心にはなりたくない」。

 若い頃と今で演技に違いはあるかを尋ねられたときの、俳優・江守徹さんの言葉です。
 6月12日付の毎日新聞・夕刊、「人生は夕方から楽しくなる」で紹介されていました。

 謙虚なお答えだなと思いましたが、正直に本心を話してくれたのかもしれない、と感動しました。

 プロフィールを調べてみると、1944(昭和19)年1月25日生まれの71歳。本名は加藤 徹夫(かとう てつお)さん。血液型はA型。俳優とともに、ナレーター、劇作家、演出家、翻訳家としても活躍されていらっしゃることがわかりました。

 2007年に軽い脳梗塞で倒れて以来お酒は一切断ったと、テレビや雑誌のインタビューでは答えているようですが、「夕食の時にビールを1、2杯。飲んでないのと同じですよ」と。
 人生の年輪が感じられるような、余裕たっぷりのお答えで、またまた感動しました。

 

wrote by m-hamada : 2015年06月12日 21:53