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2015年07月07日火曜日

(仮称)小田栄新駅の安全対策の充実を! (一般質問)

 7月6日、市議会・定例議会の一般質問で、(1)小田栄新駅の設置にともなう踏切の安全対策、(2)障がい者の相談所の親しみやすい名称への変更、(3)スクールソーシャルワーカーの積極的な活用、の3点について取り上げ、市の取り組み強化を求めました。

 新駅設置へ向けて小田踏切の安全強化を!

 平成28年3月にJR浜川崎線の小田栄地域に新しい駅が設置されることから、近くの小田踏切について、看板を立てるなどの安全対策と、跨線橋(こせんきょう)または地下連絡通路の設置、踏切の幅を広げることを要求しました。
 まちづくり局長は、「新駅設置によって、朝のピーク時の踏切の遮断時間が、現在の16分から24分へと8分伸びる見込み」として、「踏切内と周辺道路をカラー舗装化し、余裕スペースを作ります」と答え、さらに、「跨線橋は鉄道の上に高圧線があることから難しいが、地下連絡通路は今後の課題とします」と答弁しました。

 障がい者の相談所を親しみやすい名前に!

 主に18歳以上の障がい者を対象とした「障害者更生相談所」について、「更生」の文字が非行少年の立ち直りの際にも使われることから、親しみやすい名前に変えるべきと主張しました。
 健康福祉局長は、「昭和24年にできた法律の用語であることから、長年使ってきましたが、市民にわかりやすく親しみやすい相談窓口と感じていただけるように、名前の変更を検討していきます。来年4月、井田にリハビリテーションセンターが開設する予定もあり、早期に検討していきます」と約束しました。

 小中学校の相談体制を充実させよう!

 不登校やいじめなどに対して、児童・生徒を支援する担当者として、スクールソーシャルワーカーという社会福祉の専門家が、川崎区には2名、他の区には1名ずつ配置されています。児童生徒や保護者、教職員に役割をキチンと知っていただき、効果的に活用されるようにすべきと質問しました。
 教育長は、「2月の事件のあと、川崎区では昨年に比べて、1.5倍の学校でスクールソーシャルワーカーが活用されており、学校への訪問回数も昨年の5倍以上に増えました。『教育だより』にも紹介記事を掲載し、必要な時には必ず活用されるようにしていきます」と答えました。
 また、質問内容が7月7日付の神奈川新聞で紹介されました。

 

wrote by m-hamada : 2015年07月07日 20:19