« 障がい者の雇用支援、手話通訳の育成などについて(代表質問) | メイン | 作曲家・船村 徹さんの言葉 »

2015年09月28日月曜日

京急・産業道路駅近くの踏切の早期撤去を! 小島新田駅の整備を! (決算・まちづくり分科会)

 9月18日と28日、市議会・決算審査特別委員会のまちづくり分科会において、(1)市営住宅へのエレベーター設置、(2)2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて駅ホームドアの設置推進、(3)住宅の耐震改修工事の促進、(4)京急・産業道路駅近くの踏切の着実な撤去と小島新田駅の整備、(5)交通事故の多発した交差点への積極的な安全対策、(6)キャッチボールのできる公園づくり、など6テーマについて、市の施策強化を求めました。

 市営住宅のバリアフリー化を!

 平成18(2006)年に成立したバリアフリー新法により、市営住宅にも順次エレベーターを設置することになったものの、なかなか進んでいないことから取り組み充実を要求。
 住宅建替推進課長は、「エレベーターの設置に住民全員の同意を条件としたところ、1階の住民から『利用しないのに共益費が高くなるので同意しにくい』との声が出たため、平成23年より、維持管理を充実して長寿命化を図ることにした市営住宅については、片廊下設置型エレベーターの設置を検討するという新しい方法を追加しました。今後さらに、団地内での転居も進め、エレベーター設置を進めてまいります」と答弁しました。

 駅ホームドアの設置推進を!

 東急電鉄が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに川崎市内にある10駅すべてに駅ホームドアを設置すると発表したことから、JRや京浜急行などでも設置されるよう推進をと質問。
 交通政策室担当課長は、「1日あたりの乗降客が10万人以上の駅を対象とした補助制度を、平成26(2014)年度に作りました。具体的には、国が駅ホームドアの設置費用の3分の1を補助し、神奈川県と川崎市が12分の1ずつ補助するもので、鉄道事業者の負担は2分の1になります。この補助制度を積極的に活用した駅ホームドアの導入を、JRや京浜急行などに要望してまいります」と答えました。

 産業道路駅近くの踏切の早期撤去を!

 京急・大師線の地下化に伴う産業道路駅近くの踏切の撤去については、一度、5年間の延期がされていることから着実な推進を要望し、合わせて、小島新田駅の整備も求めました。
 道路整備課担当課長は、「平成30年度に産業道路駅を地下化し、31年度に踏切を撤去する予定です。小島新田駅につきましては、バリアフリー化を図り、市民の皆様が快適にご利用できるよう進めてまいります」と答弁しました。


wrote by m-hamada : 2015年09月28日 19:31