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2015年12月17日木曜日

観光対策を! 婚活支援を! (一般質問)

 12月17日、市議会・定例議会で質問に立ち、(1)川崎観光の推進と婚活支援、(2)災害時における医療機関の停電対策、の2点について取り上げ、市の取り組み強化を求めました。

 羽田空港のトランジット旅行者を川崎観光へ!

 羽田空港で国際線から国際線へと飛行機を乗り換えるトランジットの旅行者が、平成25年度の2万人から26年度には10万人へと大きく伸びていることから、「外国人旅行者を呼び込むため、3~4時間の川崎観光モデルコースを作り、外国人旅行者を川崎観光へ誘おう」と提案を交えて質問しました。
 <参考>羽田空港国際線ターミナルからのアクセス時間
       ・京急川崎駅へ 最短で12分
       ・京急品川駅へ 最短で11分
       ・モノレールで浜松町へ 最短で13分

 経済労働局長は、川崎の工場夜景カレンダーが7年目を迎え話題になっていることを紹介しつつ、「羽田空港での乗り換え時間が3時間以上になると、旅行者が空港外へ出る手続きをして周辺観光に出かける傾向があることから、外国人旅行者向けに川崎観光のパンフレットを新たに作りました。今後、川崎市内を周遊する観光モデルコースを旅行業者などとともに検討していきたい」と答弁しました。

 観光モデルコースを婚活支援につなげよう!

 さらに、川崎市内を周遊する観光モデルコースについては、婚活ツアーのコースにも活用し、男女の出会いの場を作る婚活につなげようと質問。
 川崎のイメージアップや消費喚起につながる観光モデルコースを、婚活ツアーに活用することも支援する、との答弁を得ました。

 災害時にも病院が機能するよう停電対策を!

 起業の新しいアイデアを審査する「平成27年・かわさき起業家オーディション」で、「プロパンガスを使った発電機による病院・クリニック向けの災害時の停電対策システム」が「起業家賞」を受賞し、新システムとして優位性が評価されたことから、導入を進め、災害時の医療体制を充実させようと質問しました。
 健康福祉局長は、「地震など災害時の医療体制にとっては、電力の確保が大変に重要な課題」と答弁。
 経済労働局長は、「今回のプロパンガスを使った発電機による停電対策システムは、72時間以上の電力供給が可能で、東日本大震災のような長時間の停電にも対応できる。市内での導入が進むよう、資金調達や販路開拓などを支援していきたい」と答えました。
 
 

wrote by m-hamada : 2015年12月17日 23:10