« 熱中症対策を! ひきこもりへの支援を! (一般質問) | メイン | 川崎市の学校教育について »

2016年09月14日水曜日

安全で暮らしやすい川崎へ! 川崎観光の魅力アップを!(代表質問)

 9月14日、公明党の代表質問に立ち、行財政改革やホームドア、観光対策、防災対策など20数項目を取り上げ、質問しました。

 質問の冒頭、以下のように話して質問に入りました。

 「金メダルをとりたい。自分の背中で障害者に希望を与えたい」。
 これは水泳の成田真由美選手らとともにリオデジャネイロ・パラリンピックに車椅子ラグビーの選手として出場される、本市在住の山口貴久選手の言葉です。
 7月に障害者支援施設で起きた事件の報道を見るたびに胸が苦しくなり、だからこそ障害者に希望を与えよう、そのために金メダルをとろうと強く思ったということです。
 19歳のとき助手席に乗っていた自動車の事故で車椅子生活となり、60キロ弱あった体重が30キロまで落ちるなどさまざまな困難があったようですが、26歳で車椅子ラグビーと出会い、壁を乗り越えてこられたということ。川崎市も本市在住のパラリンピアンとともに、さまざまな困難を乗り越えていきたいものと思いました。
 ある全国紙に「ブルー・ライト・ヨコハマ」の作詞者・橋本淳さんの記事があり、実はブルーライトとは港の見える丘公園から見た川崎の工業地帯の青い光のことだった、とありました。それならば「ブルー・ライト・カワサキ」と歌ってほしかったなと思いましたが、他都市から羨望のまなざしで見られるような「困難突破力・金メダル」の川崎市をめざしてまいりたいとの思いを込めまして、質問してまいります。


 具体的な質問内容については以下の通り報告します。

 駅にホームドア設置を

 視覚障がい者が都内の青山一丁目駅で、ホームから線路に転落するという事故があったことから、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに川崎市内のJRと私鉄の駅にホームドアの設置を進めようと質問しました。
 まちづくり局長は「視覚障がい者ではなかったものの、平成26年度に市内の駅で転落事故が91件(JR50件、京急10件など)起きました。鉄道会社に働きかけながら川崎駅などへのホームドア設置を進めます」と答弁しました。


 外国人観光客を増やそう

 京急で最短12分と羽田空港に近い川崎へ、海外からの観光客が増えるよう工夫をと質問。
 経済労働局長は「インドネシアの女性モデルに川崎観光の魅力をインターネットで発信していただくなどの取り組みで、市内の外国人宿泊者が、平成24年の6万4千人から27年の11万6千人へと倍増しました。今後も観光客とともに海外からの修学旅行を増やすなど、川崎観光の魅力アップに努めます」と答えました。


 わかりやすい避難情報を

 全国で台風などの豪雨や地震による被害が発生していることから、防災対策の強化と市民にわかりやすい情報提供を求めました。
 総務企画局長は「今まで以上に災害の未然防止に努めるとともに、避難指示・避難勧告・避難準備情報という3段階の発信を市民にわかりやすく伝わるよう取り組みます」と答えました。


 中小企業支援も充実を

 さらに、「融資限度額300万円、利率1・3%以内、返済期間4年以内」という、新しくスタートした中小企業融資制度の広報や、ヘイトスピーチという差別表現のデモ行進などを防止するための条例制定、学校での部活動の活性化と教職員の負担軽減のための外部指導者の活用促進などについても質問しました。
 
 安全・安心で、日本一くらしやすい川崎へ、後半戦もがんばってまいります!

 

wrote by m-hamada : 2016年09月14日 20:52